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健全な精神は健全な身体にあれかし

Standard Chartered Dubai Marathon 2018

26JAN2018 7:00 start

N:02:33:14 G:02:33:18 (42.28km 3:36/km byTomTom)  Position: 22

 

プランA:Sub 2:33

プランB:New PB

プランC:SuB 2:35

 

準備

福岡国際(12月3日)終わった後にやや体調を崩し、本格的な練習再開は12月18日~24日の週。

↓のとおり3-5週間前は距離を平均約120km/週積み、週末はテンポランとハーフ。水曜シャフ練前には、個人400mx10を実施追い込んだ。

2週間前からテーパリング。

ハーフでNEW PB、練習では7.5minx4、10minx3でNEW PB。1週間前のパークランでは16:27と平凡だったものの、最後の1000mx3では1000m Av.=3:01.67と予定より大幅にうまくいった。

万全な状態に仕上がったと言いたいところだけど体重落とし切れず出発前日55kg。あと1kg軽ければ。

 

Week

Mileage

Long Training

1km pace

5

18DEC-24DEC

133km

Tempo run30km

04:03

4

25DEC-31DEC

110km

Race 21km

03:33

3

01JAN-07JAN

126km

Tempo run30km

03:58

2

08JAN-14JAN

70km

x

x

1

15JAN-21JAN

70km

x

x

 

1月23日(3日前)

朝食:みかん、卵サンド

午前:5.3km通勤ラン。仕事

昼食:板麺+ご飯1杯

午後:仕事

間食:アンパン1個

夕食:餃子麺

夜食:カヤトースト+卵x2、機内食

*カーボローディング、ウォーターローディングスタート。体重落としきれていなかったのでちょっと抑え気味。

深夜直行便でドバイに向けて出発。簡単な機内食の後、睡眠。空いていたので横になって寝れた。エミレーツ万歳!

 

1月24日(2日前)

朝食:機内食 パンx2、ホンムス+ピタ数枚

午前:チェックインを済まし、古い町並みが残るエリアを散策。

昼食:パスタ

午後:コレクション。列なく素早く終了。昼間は朝とうって変わって暑い。

間食:クロワッサン

夕食:ビリヤニチキン

*引き続きカーボローディング、ウォーターローディング。移動の疲れと寝不足もあり10時間程眠れた。

 

1月25日(1日前)

朝食:パンx1、プレーンプラタx2

午前:アブダビ散策

昼食:ビーフサンド、パンx2

午後:アブダビから帰宅。レースの用意

間食:なし

夕食:シーフードチャーハン、野菜うどん

*引き続きカーボローディング、ウォーターローディング。極力足を使わないことを心がけ積極的にタクシーを使った。アブダブ移動のバスの中では睡眠。

20時頃寝ようとしたけど、実際寝れたのは21時頃。

 

1月26日(当日)

起床:3:30 7時間半程眠れた。

朝食:パンx3、バナナx2 最近、差し込み癖があるので気持ち早めに。スタート3時間前までには完食。

ジェル:スタート1時間前、10km、20km、25kmで1個ずつ。計4個

 

スタート前:宿から徒歩とジョグで会場へ。途中でベビーカーとまさかの再会。一回しか会ったことないのに覚えてくれていた。

荷物預け、トイレにやや手間取った後、慌ててスタート地点に向かいチームドバイ集結。このレースのサンダウン的要素等について談義。

 

スタート3分前ぐらいになってようやくスタートラインへの道が開放。押し合いっぽくなり急速に慌しくなる。そして、突然空砲みたいなのが発せされて、「これがスタートだ、いけ」みたいなアナウンスがありドタバタのスタート。

 

1-5:17:34 

単独走。出だしとしては良くも悪くもないペース。福岡で発生した痺れと差し込みはなく安堵。沿道の声援はほぼ皆無で、アディダス応援ポイントのみ。

給水はペットボトルの水。明るくなっていたけどまだ涼しい。

 

6-10:17:56 

奇妙なイラン人と並走する展開となる。絞りきれてない体型、いちいち声援に反応するスタイル、そしてやたらと声をかけてくる。「Very good!」「Are you OK? 」「What’s the pace?」とか。彼は時計をしていなかった。

厄介なヤツと走る羽目になってしまった。

この段階としてはまずいペースになってしまい、プランABに黄色信号が灯る。イランとプランCに向かわざる負えないのか。足も重く感じる。

初のUターンありチームドバイの二人と初のスライド。二人とも順調な様子。

 

11-15:17:46 

絶対的にまずいなと思って走っていると、ECPパークラン記録保持者アキヌメラ選手が牽引するチームフィンランド(4人)に抜かされる。12kmあたり。

このままではどうしようなかったし、頑張ればついていけそうだったのでついていく。3:33/kmぐらいの理想的なペースに上がり且つ意外と楽だった。

イランもついてくる。2ループする箇所の1ループ目に突入。1時間前にスタートしたエリートトップ集団はもうゴール寸前。

 

16-20:17:48 

ずっとチームフィンランドと一緒に行きたかったけど、ペースが3:30/kmを切るぐらいに上がっていたので、17、18kmあたりで脱落。

しかし、かなり持ち直すことができ光がさしてきた。

イランは時計がないので、ペースが上がっていることに気づかずついていたけど20kmあたりで脱落。スダイランペア復活となる。

 

21-25:18:04 

時計の設定により秒が確認できなかったけどハーフを1時間14分台で通過。PBペース。プランA点灯。よおおしと思った。引き続きイランと並走。

 

26-30:18:20 

ここからが腕の見せ所。2ループ目に突入。

まだ1ループ目の無数の遅いランナー達、増える沿道の観衆、散乱するペットボトル(給水所周辺)、増すサンダウン的要素。

賑やかになってきたけど無秩序にもなってきた。とりわけ給水ポイント周辺。

道幅が広いのでヨロラン的にはなっていないのが救い。

気温は上昇。水を身体にかけるレベルに。それでも日陰が割りと多かったのは嬉しい誤算。

イランは依然として元気がよく話かけてくるけど、こちらはそれどこらではなくなってきたので無視。

 

31-35:18:30 

31km過ぎたあたりでイランがついに脱落。単独走となる。

 3:40/kmを超えるペースまで落ちてきたけどそれでもPBペース。

 

36-40:19:12 

好事魔多し。給水ポイント周辺で人が多く地面がタイルっぽくなっていて滑り易い状況でオヤジが突然コースを横切ってきた。かわそうとしてところで痛恨の転倒。転倒の衝撃で左足のふくらはぎが痙攣。

(サブ2:33&PBが)あんなに近づいたのに遠くなっていく。

アドレナリンの作用ですぐさま立ち上がり走り出すも、ペースは元に戻っているのかとか、このロスした分を挽回してPBが出せるのかとかここまできて集中を欠く。

人が多く諦めていたチームドバイとの最後の交流は果たすことができ最後のパワーを振り絞る。

 

41-G:8:09 

最後の直線ダッシュするも微妙だなと感じていたPBまで届かず。無念。

ゴール後のマッサージのテントで苦楽を共にしたイランとちょっと話し、イラン人であること、2時間35分台でフィニッシュしたことを知った。世界は広い。

 

-Comment

↓のとおり30kmPB、35kmまでではさらに貯金を増やし福岡比-28秒。シナリオ通りのレース展開だった。なので、オヤジの大胆不敵な横断をかわしきれなかったのが悔やんでも悔やみきれない。泣きたい。シンガポール外初転倒。チームドバイの二人は共に歓喜のNEW PB!直後打ち上げと本格的打ち上げで祝杯。

 

 

Km

Fukuoka

Dubai

Difference

1-5

17:33

17:34

+1

6-10

17:41

17:56

+15

11-15

17:51

17:46

-5

16-20

17:51

17:48

-3

21-25

18:12

18:04

-8

26-30

18:41

18:20

-21

31-35

18:37

18:30

-7

36-40

18:30

19:12

+42

41-G

08:11

08:09

-2

G

02:33:07

02:33:18

+11

 

コース:言わずと知れた超フラットコース。好記録連発も納得。ただ2ループならば、スタート時間の調整それが無理だったらもっとスタッフを増やして秩序を保ってほしい。

 

気性条件:スタート時点では15度くらい。1時間半後の8時半ぐらいから日向はかなり暑くなってきた気がした。日陰はOK。給水がペットボトルなので、飲んでも余った水を頭からかけることができ、それでなんとか対応。 エリート達と同じく6時スタートだったら最高。

 

収穫:10km以降挽回できたこと。25㎞まではほぼ18:00/5㎞ペースでいけたこと。30kmの壁を感じなくなってきたこと。

 

反省:36km走ってきた状態で冷静さを求めるのは酷過ぎる。けどやっぱり冷静だったら大胆不敵なオヤジの横断をかわせたのかなと思う。

 

今後:バウチャー使っての8月ダナンというプランが浮上したので、ウルトラ2連戦が終わる5月中旬からどのように取り組むか考えたい。タイムは狙えないけど、去年の結果みたら1位、2位が2時間40分台、3位で2時間45分より遅かったと思うので、表彰圏内目指したい。