ys3666のブログ

健全な精神は健全な身体にあれかし

Northburn Part3

最初はウォームアップ的に5KM上ったり下ったりしてスタート/フィニッシュに戻ってくる。走ると暖まってきて丁度良いぐらいに。既に上りはみんな歩いていたので、焦らず歩いた。

 

スタートラインを過ぎてからは本格的な上りがスタート。地図?だとダラダラした上りで走るつもりでいたんだけど、全然だらだらしていなくて早速歩いてしまう。90%以上歩いたような。

 

ヘッドライトいらないぐらい明るくなってきたので、ヘッドライトを外す。

頭にかけていたサングラスのことをこの時点ですっかり忘れていたので、まだ10KM程という時点で早々に紛失した。多分ヘッドライト外した時に落としたと思う。

 

やや落胆しつつ、上りに上っているので暑くなった為、上着とニット帽を脱ぐ。しかし、かなり標高が高いところまで辿りつくと上りまくってるとはいえ寒い。世界の終わりとハードボイルドワンダーランドに突入したところで再び上着、手袋、ニット帽のフル装備。吹雪とまでいかないまでも、白くて視界が悪い。雨だったら本当に終わっていたと心底思った。

前に丁度良くランナーがいたので、なんとか道に迷わず世界の終わりを脱出して下りの局面に。下るとすぐに川がありそれに沿って平坦な道を進む。川のまわりは、湿っていて靴がびしょびしょになる。さらにトゲトゲとした植物がたくさん生えていて足に刺さって痛い。21.8kmでGPS時計のバッテリーが尽きた。

ごつくて音楽を聴きながらの若者と競うように走った。

 

川が終わると少し上って24、5KMのエイドに到着。水を補給。

若者と同じタイミングでリスタート。天気が最高に良くて頂上近かったし、メンタル的にも充実してたのでこのあたりが一番景色を楽しめた。最高だなと思った。

木が全くなく常に開けていて、一般人は入れない場所がコースだったので、登山客がいなくて静寂のなか走れたのも良かった。

 

この辺の下りは下りやすく若者と抜きつ抜かれつのハイペースで走れた。

若者は上りが遅く、途中で少しあった上りでちぎれたので単独走に。

さらに下っていって痙攣に苦しんでいるフランス人を抜く。帽子被っててサングラスしてたので全く気づかなかったけど、同じ宿で朝一緒に会場に行った人だった。

 

下りがひと段落してまた上り。これから長いことお世話になるGPSに出会う。

この人には助けられた。バナナをカバンから出してあげた。多分、40kmあたり。

 

快調だったのでGPSをパスしてゆるやかな下りと平坦な道を進み50kmの中間地点であるスタート/フィニッシュへ。

 

タイムは6時間20分ぐらいで去年のランタオとほぼ同じ。なのにパワーは60%ぐらい残っている気がしたので、よおおしと思った。総合6位での帰還。前の5人は全員100マイルのランナー。というのが複雑な心境にさせてくれたけど、100km部門では首位。

 

スタッフの方に素早く水を補給してもらい、バーを素早く食べてタイガーバームを塗り、10分ほどの滞在で後半戦へ。ここまではバーとジェルのみの補給。