ys3666のブログ

健全な精神は健全な身体にあれかし

うるぎ24時間走チャレンジ no.3

経過

 

2時間:19.6km     12:00

順調。みんな元気。風が強くたまにパラパラっと雨。それでもシングレットでゴリゴリ走る。

順位的には下から数えた方がはやい。落ち着いた序盤。

 

4時間:40.0km     14:00

計算通りのペース。順調、順調。天候引き続き不安定。テントが吹っ飛ばされそうで怖い。

 

6時間:59.2km     16:00

ちょっと遅れたけど、まだ余裕。やや寒くなってきて、薄手のジャケット着てたかも。

疲れて落ちてくる選手を拾っていく楽しみ。

 

8時間:?         18:00

記録なし。覚えてない。そこまで遅れてなかったはず。78、79kmぐらいかなと。

日が暮れ始めて、いよいよ夜パートが始まるのだなという興奮。

不安定だった天候が安定してくる。結局、朝まで安定。

 

 

10時間:96.0km   20:00

確か、そのくらい。もう完全に夜。ちょっと疲れてきた。

トラックぐるぐるだと同じ箇所に負担がかかる。

右膝がやや不安。

腰も不安だったので、ロキソニンを貼った。しかし、焦ってたし、貼り方間違えてたみたいで、上手くはれず。スプレータイプの方が良いというのが今回の気づき。

普通のレース形式だったら、ドロップバッグに入れておこう。

 

12時間:?    22:00

半分。ここで起死回生のカップラーメンを投入。

主催者チームは寝ているのか、記録版の更新なし。

まだ活力はあったけど、キロ6へのこだわりは薄くなってきた。

睡眠組が抜けて、トラックは静寂さが濃くなってくる。

順位は3位に上がり、2強との差が広がらなくなってきた。

 

14時間:132.0km    24:00

これは正確な数字。かなり順調だったと言えよう。残り10時間で70km走れば200kmなんだから。

先日の70km走の半分で良いペース。

寒さが鋭くなってきたので、ダウン、グローブ、目出し帽を装着し完全防備。

 

16時間:?       2:00

二日目突入。多分150kmぐらい。増してくるヘロヘロ感。眠気の方は大丈夫。

 

19時間:168.4km     5:00

ぼんやり明るくなってきた。残り5時間で30km。

およそ8分ペースでいける。

とはいえ、相当消耗しペースはキロ7ぐらいまで落ちてきている。

2強は落ちてきているとはいえ、強い。

差がどんどん広がっていく。

夜寝ていた4位の方が起床。

寝て回復しただけあってすごいペースで走っている。

20キロほど差があったとはいえ、まだ5時間ある。

200キロと3位死守に向けて全く気の抜けない展開。

 

20時間: 174.8km     6:00

眠気と疲労がとうとう限界を迎えたのかこの1時間たった6.4km。

ぎりぎり走っているけど、歩くようなペース。

あと4時間で25km。

このペースでいけば、なんとか200km。

という計算をしながら。

夜が明けたら現地になるかも!という淡い期待は裏切られた。

幸運にも4位の方のペースがガクッと落ちて3位は死守できそう。

睡眠組が戦場に戻ってきた。

みんな元気いっぱい。

徹夜組を圧倒する。

 

21時間: 180.4km     7:00

この1時間5.6km。

あと3時間で20km。

このペースだと到達不可能に。。。

腰と左股関節が痛くてペースを上げることはできない。

万事休す。

眠いし、痛いしで完全に集中力が切れる。

あんなに近づいたのに遠くなっていく。

 

22、23時間:大体4kmずつ 188km

完全にゾンビ化した。誰よりも遅いペースで歩く。

目標下方修正してなんとか190kmを目指して。

2強は変わらず走り続ける。凄すぎ。

 

 

 

24時間:191.6km   10:00

フィニッシュ!最後の1km20分以上かかってしまった。

3位は死守。それが救い。

 

 

・反省&完走

 

160kmぐらいまでは想定通り。

絶対にキロ6ペースで最後まではいけないと思っていたので。

そこからの落ち込みの角度が想定以上だった。

特に残り4時間。

この4時間をキロ10ペースでいければ達成できてたわけで。

キロ10といえば歩くペース。

それ以上に落ち込むとは思ってなかった。

UTMFの経験を過信し過ぎていた気がする。

この落ち方は完全に失敗。こんなに歩いてしまったのは久しぶり。

2009の野辺山とか2010の御嶽以来。

初めての距離(時間)の難しさを痛感。

腰はもとからの弱点だったけど、左股関節はトラック回りということで、同じ箇所に負担がかかって発生したのかも。

次の日にはふつうに歩けるようにはなった。

5日後は、腰&股関節は大丈夫だけど、左足の甲がやや痛い。

これが、200kmレースだったら、あと数時間あってもゴールできてたかどうか。

自身最長距離となったこの貴重な経験を生かすべき。

今思うことは200km越え挑戦したいし、48時間もやってみたいしで、きつかったけど楽しいレースだった。

こんな状況でも開催して頂いた主催者には心の底から感謝。