後半。
50KM-60KMの10KMで48分ほどかかってしまい、このペースで落ち込んでいくとPBが怪しくなってくる。
50 min X 5だとアウト。
48 min X5だとセーフ。
兎に角、頭の中で計算しまくってなんとしても最低限のPBを目指して淡々と進む。
モルテンが枯渇し、初のエイド食を摂取。
キットカット、カステラ、梅干しとか。
このスピード感で咀嚼するのが難しいということがわかり、以降全部飲料でカロリーを確保した。
主にコーラ。一回ポカリ。
胃腸の調子が絶好調だったは大きかった。
70kmあたりでダブル信号とエイド。
青だったので、エイドを無視すればいけたけど、コーラを飲んでるうちに赤になってしまい、痛恨の足止め。ちょっと行ったところにエイドがあったので、そっちにしとけば良かったと激しく後悔。
ここで、初めてナガソエさんと遭遇。
チリリンメンバーの奮闘している姿に胸熱になった。
60KM-70KMも48分程かかり、依然として油断できない状況。
トイレロスも信号ロスも痙攣とかがあると一気に苦しくなる。
100kmの長丁場なのに緊張感満載。
スタート地点へ帰っていくみちのりでは多くのランナーとすれ違い賑やかだったけど、85KMあたりから前にも後ろにも選手が見えなくなり急速に不安になった。
でも正しい方角に進んでいたようで、残り10KM。
なんとか48分ペースを維持し、最後の10KMは55分くらいかかってもOKな状況に。
とはいえ、街に帰ってきたことで、信号に苦しめられる。
往路のようにダッシュが使えない。
ラッキーだったのは、女子1位の選手が見えたこと。
一気にアドレナリン湧いてきた。
街を抜けて、最後の試練の登り。
ここからが腕の見せ所。
女子1位をかわしても、最後までコンコンコーンと登り切った。
そのままの勢いで下りも。
100KMの選手が見えたので、ファイナルサージを発動させ最後に抜いてやろうと思ったけど、一歩及ばず。
結果10位でフィニッシュ。
5分半ほど、PB更新となる7:50:42。
後半およそサブ8ペースで凌ぎきった。
Viva la vida! 人生万歳!